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住宅ローンの基本

住宅ローンは、車の購入する時のローンなどとは金額の大きさがちがいますから慎重に検討する必要があります。なぜなら住宅ローンを組む上で、ローンの支払いは20年以上は続くと思わなくてはなりません。

また、住宅ローンの支払い期間が長ければ月々の返済金額は少なくなります。支払期間が長いと返済総額は増えますが、将来何が起こるか分からない現在では、毎月の住宅ローンの返済額は少なくしておけば、万が一何かあっても、柔軟に対応できます。

頭金として用意できる資金が少ない場合は、住宅ローンの返済総額について考えるよりも、毎月の返済額を少なく設定する方が重要です。ローンを返していく中で資金に余裕ができれば、繰越返済も可能です。ライフプランを考えた上で、繰越返済が可能な場合には繰越返済を行えば返済期間を短くすることが可能です。余裕ができた場合には将来の負担を減少させることを考えましょう。

長期ローンである住宅ローンは、返済に何十年もかかります。人生には何が起こるか分からないもの。もしものことも考え、無理の無い返済計画を立てるようにしましょう。

公的資金から民間資金へ

住宅ローンと言えば、以前は住宅金融公庫と財形住宅融資が中心で、つなぎ融資に銀行から融資をうけることが普通でしたが、住宅金融公庫が住宅金融支援機構に変わって、住宅ローンの性質が大きく変わりました。

融資は民間の銀行や住宅ローン専門の金融機関が行い、住宅金融支援機構がその住宅ローンを保障するようになりました。住宅ローンの貸し付けを民間金融機関が行うため、様々な種類の住宅ローンがでてきました。

住宅ローンの仕組みの変化によって、従来の住宅ローン借入以外に様々な住宅ローンの借入方法がでてきたため、住宅ローンを借りるほうも、住宅ローンの種類や仕組みについて知っておく必要があります。

住宅ローン債権化の意味とは

住宅金融支援機構は、住宅金融機構を前身として設立された組織ですがその仕事は大きく替わりました。住宅金融支援機構は住宅ローンを直接貸し付けることは行わず、実際の貸付は民間金融機関が行ないます。

民間金融機関が行なった貸付に関して、住宅金融支援機構が住宅に抵当権を設定します。住宅金融支援機構が住宅ローンを債権として担保保証をすることで、民間金融機関が住宅購入資金を貸し出すと言うモノです。簡単に言えば、住宅金融支援機構が保証人の役割を果たすことで、民間金融機関が安心して長期の住宅ローンを貸し付ける仕組みになっているのです。

この仕組みによって民間金融機関の間で金利や貸付条件について競争が起こっています。現在の住宅ローンでは、金融機関が長期の住宅ローンを貸し出すことになっていますが、半官半民的な「民間金融機関+住宅金融支援機構(担保保証機関)」という組み合わせのほかに、「民間金融機関+民間金融機関」という形を独自に行なう民間金融機関の大手も出てきています。

住宅ローンの種類

住宅ローンの種類

「民間金融機関+住宅金融支援機構(担保保証機関)」

の図式がしめすように、住宅ローンは一種の金融商品化しています。住宅ローンは大きく分けて公的住宅ローンと、民間住宅ローンに分かれます。

とは言っても、住宅ローンの中心は住宅金融支援機構が保証する民間金融機関の住宅ローンで、以前の住宅金融公庫の代参ローンと考えるべきものです。

他の公的住宅ローンは、厚生労働省が行なう財形住宅融資自治体融資ぐらいですが、この辺は以前と変わっていません。自己資金が潤沢であれば、住宅ローンも一本で済むでしょうが、通常は何本か住宅ローンを借りる事になります。

また住宅ローンで判断が難しいのは、固定金利か変動金利かの選択です。将来金利が上がる場合には固定金利が有利となり、将来金利が下がる場合には変動金利が有利となります。しかし将来の金利が上がるか下がるかマーケットや世界経済の動向によるため、予想は非常に難しいのです。

住宅ローンの標準組み立てパターン

住宅ローンは、通常複数の金融機関に申し込みます。基本的には「民間金融機関+住宅金融支援機構(担保保証機関)」を柱として、住宅購入資金の不足分を他の金融機関の住宅ローンから借りるケースが多いです。

以前の住宅金融公庫と財形住宅融資のような住宅ローンとは違い、現在では民間金融機関での競争が激しくなっているため、「民間金融機関+住宅金融支援機構(担保保証機関)」の住宅ローン種類や組み合わせも豊富です。

住宅ローンを選ぶ場合には、金利が低いに越した事はありませんが、判断する場合には、金利の変動や付帯費用に付いても考えておかなければなりません。毎月の住宅ローンの返済額が一定で、余計な費用が発生しない住宅ローンが理想です。

住宅ローンは返済が長期間にわたるため、その間の不確定要素や変動が少なければ少ないほど、計画通りの返済が可能になるためです。

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